ママの強い味方!
株式会社ベネッセコーポレーションが女性向け提供しているサービス「ウィメンズパーク」があります。「最強のママ友をもうひとり」をテーマに掲げて、順調に投稿数をのばしているコミュニティサイトです。様々な媒体がある中で、なぜ需要があるのでしょうか。
ウィメンズパーク
運営:株式会社ベネッセコーポレーション
http://women.benesse.ne.jp/
ページビュー:5,926/月
アクティブ会員数:465万人
メール会員数:220万通
2020年3月実績
概要
1.サイト立ち上げ
2.自社の強みを活かした戦略
3.考察まとめ
サイト立ち上げ
1998年にインターネットへ力を注ぐ方針になりました。当時は「たまごクラブ」「ひよこクラブ」の雑誌が好調という事もありWEB化の企画も出ましたが、女性全体をサポートする事をテーマにしていたため「ウィメンズパーク」が事業スタートしました。インターネットでしかできない事を探した結果、口コミと地域情報の提供になりました。内容は育児や出産などの相談事がメインで、まさに女性向けと言えます。
次に課題となったのが、現在と違いセキュリテイが強化されていない時期だったので、2000年当時はインターネットを利用する安心と安全の構築でした。目指したのはプロファイルにこだわったコミュニティです。そこでまずは1,000人程度が参加できるテストサイトをつくって価値を見出す事になります。
自社の強みを活かした戦略
顧客に提供できる価値
1.同じ境遇の人とたちと交流することによって得られる「共感」「安心感」
2.人の経験に基づく情報やアドバイスを素早く簡単に得られる「満足感」
3.多くの人が集まるコミュニティに参加・することによる「充実感」
3つの価値に沿って参加者の満足度を向上させるための仕組み作り、5段階に分けファンからシンパなどへユーザーとの関係性を深化させる事業計画が基盤となる。出産や子育てのノウハウと認知度が高い企業だから成功したと言えます。
考察まとめ
SNSが普及している現代でも普及しているのは凄い事だと思います。
女性限定の参加型コミュニテイのため話しづらい話題を匿名で参加でき、成功の裏には女性をターゲットにしたのも大きいと言えます。それはスマホの普及もあり、男性よりも女性の方が会話やコミュニティ力に強い傾向でマーケット需要が高い事がポイントだと考えられます。違う視点からコミュニティサイトを別記事「アバタービジネスの成功例」でご紹介しています。
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