種類と用途は考えて制作

CIなど企業の顔として長年使っていくものなので、ロゴの制作をする際は企業の未来を想像して使用目的によって考え方や作り方を変える事が重要です。
メディアの多角化によって、事業内容の細分化や合併などによっては視認性が変化するので目的に合わせて作らなければ意味が伝わらないからです。
時代背景などに左右されないで使い続ける事ができるロゴを制作する際の注意点など説明します。

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A.シンボルとロゴタイプ

ロゴ

シンボルは企業イメージをビジュアル化したもので、ロゴタイプは企業名などを文字として組み合わせてロゴをデザインされたものです。
企業をイメージしやすく、名刺やWEBなど多用途に使用する場合はこの様に組み合わせたます。
制作の際は、同業種のイメージカラーやビジュアルが似てしまわないようにしましょう。あまり複雑すぎないビジュアルを制作するとよいでしょう。小さく使用したり、WEBなどで展開を考えている場合は掲載時に文字など潰れてしまったりと分かりづらくなってしまうことが予想されるので、ロゴとして視認されなくなってしまいます。シンプルで印象に残りやすい事も大事です。
企業のビジョンがはっきりと固まっている場合に効果的です。

B.シンボル

シンボル

企業イメージのビジュアルだけで構成されたロゴがシンボルです。
企業イメージをわかり易く具体的に事業内容を伝える事ができます。
そのため、目に止まる短い時間でも理解できるようなビジュアルでなければ認知されにくいでしょう。企業の展開によっては方向性が変わる可能性がある場合はイメージと事業がかけ離れてしまいます。

C.ロゴタイプ

ロゴタイプ

文字で構成されたロゴタイプは一番シンプルで多用途向きと言えます。
企業のコストにも社名の変更が無い限り刷新する事もなく、さまざまな媒体でも使用できるので、いつまでも企業ブランドとして使い続ける事ができます。